設備面でも充実させ、安全でクオリティの高いインプラント治療をお約束いたします。
インプラント治療を成功に導くためには、術者の技術、高品質なインプラントだけでなく、インプラントを安全に正確な位置に埋めるための、そして細菌感染を起こさないための高度な設備も必要です。
歯科用CT
レントゲンでは見えない骨や歯の立体的な状態を正確に把握できる
歯科用CTは、今やインプラント治療や精密な歯科治療において欠かせないものとなっています。かつてはインプラント治療においても、平面的なレントゲン画像のみを参考に手術が行われていることが多かったのですが、骨の奥行きや骨の中の神経や血管の位置を正しく把握することができず、インプラント手術の際に時々事故が起こるケースが報告されていました。
歯科用CTを撮影することで、骨の状態、骨の内部にある血管や神経、歯の形や位置などを正確に見ることができますので、かつてのようなトラブルを避けて、安全に手術をすることが可能です。
歯科用CTは、医科で使用するものと比べ、放射線量が1/8〜1/50程度と、かなり低く、また姿勢も楽に撮影できるといったメリットがあり、お体にも優しいのが特徴です。また、歯科用CTを撮影することで、インプラント治療だけでなく、親知らず抜歯、精密根管治療、歯周病治療などにおいても、より質の高い治療が行えるようになります。
オペ室
インプラント手術を無菌的な環境で行える専用オペ室
インプラント手術などの外科手術というのは、感染防止に細心の注意を払い、無菌的な環境で行うのがベストです。なぜなら、体の他の部分の手術と同様、細菌感染の有無が手術の予後に関わってくるからです。インプラントの場合においては、細菌感染が起こることによりインプラントと骨がくっつかなくなるリスクもあります。
当院では、周囲から完全に隔てられた、外科手術専用のオペ室を完備し、限りなく無菌的な手術環境をご提供いたします。
専用オペ室には、高度なインプラント治療を行うための設備が揃っているのはもちろんのこと、手術中の急なお体の変化や異変などが起こった場合でも、すぐに対処ができる全身管理の設備も整っています。
また、周囲と隔てられた静かな空間で、患者様もリラックスして手術に臨んでいただくことができます。
マイクロスコープ
精密治療に欠かせない医療用顕微鏡
マイクロスコープは医療用顕微鏡のことで、脳外科や神経外科など、細かい部分を扱う診療科では当たり前のように使われているものです。歯科というのも非常に細かい部分を扱う医療ですが、いまだに肉眼で見ながら治療が行われているのが主流です。
歯科治療においてマイクロスコープを使用することにより、肉眼だけでは見えなかった細かな部分まで、鮮明にハッキリと見ながら精密に治療を行うことができます。その結果、従来よりも治療の成功率を高めることが可能になるので、歯やインプラントの寿命を延ばしたり、見た目よく治療したり、といったことができるようになります。
当院では、歯科用のマイクロスコープを、インプラント治療だけでなく、根管治療、虫歯治療、歯周病治療、審美治療など、さまざまな治療において活用し、良好な結果をおさめています。