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インプラントを長持ちさせるために知っておきたいインプラントの歯磨きの仕方と注意点

インプラントを長持ちさせるために知っておきたいインプラントの歯磨きの仕方と注意点
せっかく入れたインプラント、なるべく長く持ってほしいですよね。インプラントは人工物なので虫歯にもならないし、天然の歯よりも強いと思われていることがありますが、それは間違いです。確かに磨かなくても虫歯にはならないのですが、あごの骨に埋め込まれているという性質上、細菌感染には十分に注意を払わなければなりませんし、その点においては構造上、実は天然歯よりも弱いので、より一層丁寧なケアが必要です。今回はインプラントを長持ちさせるための正しい磨き方、そして歯磨きをする上での注意点についてご紹介していきます。

インプラントが天然歯よりも不利な点とは

インプラントは天然の歯のようにあごの骨に埋め込み、はたから見ると天然歯と見分けがつかない仕上がりにすることができます。ですが歯茎や骨との結合の仕方が天然歯とは異なり、天然歯のように完璧な状態にすることはできないので、次のような点において不利になります。

◆細菌の侵入に弱い

天然歯は、歯茎と骨、歯根膜の3方向から血液の供給を受けており、その中の白血球が免疫を担っています。一方、インプラントには歯根膜がないので歯茎と骨からしか血液供給を受けていません。そのため、免疫機構がその分どうしても弱くなり、細菌の侵入のリスクが高くなります。

◆炎症が進みやすい

炎症は歯茎から始まり、深部に進んでいきます。
インプラントは天然歯に比べて歯茎との結合の仕方が弱いため、歯茎が炎症を起こしてしまうと深部に進んでしまいやすいという弱点を持っています。

◆力のダメージを受けやすい

天然歯と骨との間に存在している歯根膜と呼ばれる組織は、噛んだ力を和らげるクッションの役割を担っており、強い力や異常な方向からの力にもある程度対応できるようになっています。ところが、インプラントにはこの歯根膜が存在せず、骨と直接結合しているため、強い力や異常な力を受けると骨がダメージを受けて破壊されやすくなります。

インプラントの歯磨きのコツと注意点

インプラントを長持ちさせるためには、毎日のケアを丁寧に行い、細菌感染をなるべく起こさないようにする必要があります。そのためにはインプラントと歯茎の境目に歯垢を溜めないようにすることが大事です。

◆歯ブラシ

歯ブラシのブラシ部分はやわらかめのものを選び、歯茎との境目にブラシの毛先を優しく当てて前後に小刻みに動かすように磨きましょう。力をかけ過ぎたり、硬い歯ブラシでゴシゴシやったりしてしまうと歯茎が下がりやすくなり、インプラント体が露出する恐れがあるのと、インプラントに傷がついて汚れが溜まりやすくなるので注意しましょう。

◆歯ブラシ以外の清掃器具

炎歯ブラシだけで汚れを落とし切るのは困難です。すみずみまできれいに落とすためには毛束の小さなタフトブラシや歯間をきれいにする歯間ブラシ、デンタルフロス、水流で歯を洗うウォーターピックなども併用することをおすすめします。

定期的な歯科でのメインテナンスも忘れずに

インプラント周囲に細菌感染を起こさないようにするために最も大事なのは毎日のケアですが、定期的なプロによるケアも欠かさないようにしましょう。

歯科医院では専用の器具を使って、毎日のケアで取り残した汚れもきれいに落とし切ることができます。それにより蓄積した汚れが悪さをするのを防ぐことができ、ずっと良い状態を保ち続けやすくなります。また、定期的に噛み合わせの状態をチェックすることで、噛みあわせの異常が生じた場合でも早期に修正することができ、骨の破壊を予防できます。インプラントが入っている方、これから入れようと考えている方は是非参考にしてみてください。

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