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インプラントを失う最大の原因!インプラント周囲炎の防ぎ方とは?

インプラントを失う最大の原因!インプラント周囲炎の防ぎ方とは?
歯がむし歯や歯周病で抜歯に至ることがあるように、インプラントもだめになってしまうことがあります。その場合の原因として最も大きいのが「インプラント周囲炎」と呼ばれる病気です。
インプラントを長持ちさせるためには、インプラント周囲炎にかからないように注意していくことが大事になってきます。今回はインプラント周囲炎の原因と予防法について解説していきます。

インプラント周囲炎とは

インプラント周囲炎とは、インプラントが埋まっている周囲に細菌感染を起こし、インプラントを支えている骨が溶けてしまって最終的にはインプラントが抜け落ちてしまう病気です。これは天然歯の場合の歯周病に相当するものですが、インプラントと骨・歯茎との結合の仕方は、天然歯の場合と比べると弱く、インプラント周囲が一旦感染すると進行が速いため、インプラントを入れる人は感染が起きないように十分に注意をする必要があります。

インプラント周囲炎の原因

◆歯磨き不足

インプラント周囲炎を引き起こす直接的な原因となるのは、歯周病と同様、歯周病菌で、それが大量に増殖すると有害な作用を及ぼし始めます。歯磨きが不十分でインプラント周囲に歯垢が溜まると、その内部に含まれる歯周病菌がまずは歯茎に炎症を起こし、その状態が放置されてしまうと徐々に骨が溶かされ始めてしまいます。

◆歯石

歯垢が除去されずに歯の周囲にとどまり、唾液のミネラル成分によって固まると歯石になります。
歯石が一旦ついてしまうと歯ブラシでは落とすことができません。また、その表面はざらざらしているので細菌が繁殖する温床となってしまい、状況はみるみる悪化していきます。

◆過剰な力

インプラント部分に過剰な噛み合わせの力が加わると、インプラント周囲の骨に破壊的な力が働くことになり、インプラント周囲炎による骨の破壊を速めてしまいます。

◆口内の乾燥

口呼吸、ストレス、アルコールの摂取、薬の副作用、加齢現象などによって口内が乾き気味になると、口内で細菌が繁殖しやすくなり、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

◆糖尿病

糖尿病は口内の乾燥を招くとともに、免疫力の低下も引き起こすため、歯周病菌によるインプラントへの感染が起こりやすくなってしまいます。

◆喫煙

喫煙すると口内の乾燥、歯茎の血行の悪化、免疫低下が起こりやすくなるため、インプラント周囲炎のリスクが高まります。

インプラント周囲炎の予防法

インプラント周囲炎を防ぐためには、まず、とにかくインプラント周囲を清潔に保つこと、これが大事です。そのためには、家庭での歯磨きを丁寧に、そしてこまめに行うことはもちろんのこと、定期的に歯科でプロによるクリーニングを受けることも大切です。歯垢対策としては、毎日の食事内容においても、歯垢のもとになる糖質を摂りすぎないということにも注意を払いましょう。また、インプラント周囲の清潔を保つだけでなく、噛み合わせの力がかかりすぎないようにコントロールことも大事です。定期検診を受けることで、クリーニング、噛み合わせのチェック・調整を受けられますのでぜひとも欠かさないようにしていきましょう。
インプラントの状態を悪化させないためにはお口の健康だけに注意を払うのではなく、全身の健康状態にも気を付け、インプラントに悪影響を及ぼす不健康な生活習慣をなるべくやめていくことも大事です。
具体的には、禁煙する、アルコールはできるだけ減らす、糖尿病にかからないよう食生活に注意を払う、といったようなことも実践していきましょう。

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