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総入れ歯がどうしても合わない・・インプラント治療はできる?

総入れ歯がどうしても合わない・・インプラント治療はできる?
総入れ歯を入れているけど合わなくてつらい、外れたりずれたりするので困る、しっかり噛めないので物をおいしく食べられない、といった総入れ歯のお悩みをお持ちの方は多いものです。歯をすべて失うと総入れ歯になるのが一般的ですが、だんだんと慣れて問題なく使えるようになる人がいる一方で、中にはどうしてもなじまずつらい思いをしている人もいます。
歯をすべて失ったらインプラントは難しいのではないか?とあきらめている人もいるかもしれません。ですが歯をすべて失った人向けのインプラントというのもあります。

インプラントとは

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め、その上にセラミックなどの人工歯を被せる治療法です。インプラントは入れ歯と違って骨と一体化しますのでご自分の歯のように機能させることができるのが最大の特徴です。そのため、違和感なく硬いものでもしっかりと噛むことができ、噛む刺激も脳に伝わり、認知症予防にも効果があると言われています。
また、お手入れ方法も簡単で、歯磨きのたびに外さなければならない入れ歯と違ってご自分の歯を磨くようにお手入れすればいいので、外出先などでも苦になりません。

総入れ歯の方でも可能なインプラント治療法◆オールオン4

インプラントオーバーデンチャー
全部歯を失うと、インプラントは難しいだろうと思われがちですが、そんなことはありません。現在では総入れ歯を入れている方でも固定式の歯が入る「オールオン4」というインプラント治療法がありますので、総入れ歯の辛さ、わずらわしさから解放されたい、という方にはぜひおすすめです。オールオン4は、少数のインプラント(片顎4−6本)をあごの骨に埋め込み、連結した人工歯をそこにしっかりと固定する方法です。オールオン4で使用するインプラントは通常のインプラントとは異なり、骨が痩せていても、骨が比較的多く残っている場所を選んで角度をつけて埋め込みをするため、従来ならばインプラントは無理と言われていた人でも治療ができる可能性があります。また、単純にインプラントを埋め込む治療法とは異なり、インプラントを埋め込む本数が少なくて済むので、お体の負担、経済的な負担を抑えての治療が可能になります。

総入れ歯の方でも可能なインプラント治療法◆インプラントオーバーデンチャー

インプラントオーバーデンチャー
さらに少数のインプラントを埋め、そこに入れ歯を固定するインプラントオーバーデンチャーという方法もあります。こちらはインプラント自体はあごの骨に固定されますが、そこに乗せて使用する入れ歯は取り外し式です。ご自身で取り外すことのできないオールオン4との大きな違いはここにあります。
ですが、インプラントに組み込まれた装置と、入れ歯の裏側に組み込まれた装置がしっかりと保持され、噛んだり喋ったりなどしても動いたり外れたりすることがなく、総入れ歯のデメリットはかなり解消されています。また、こちらは使用するインプラント本数も少ないので、お体と費用の負担はオールオン4よりもさらに少なめです。総入れ歯が合わずに我慢して使い続けている方でも、今回ご紹介したインプラント治療に変えて快適な生活を送っている方は多数いらっしゃいます。
興味のある方はぜひ当院までご相談ください。

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